映画 彼らが本気で編むときは
彼らが本気で編むときは
2017年の映画です。
何か映画でも見ようとプライムビデオを見てたらオススメのところに出てきましたが、見ようと思いつつすっかり忘れてました。
生田斗真さんがトランスジェンダーの女性リンコさんを演じてます。
書いていくとネタバレを書きそうだし、うまく感想は言えないと思うので思ったことを少しだけ。
最近の私の考え事でもある、負の連鎖…愛されない子供というのも、ストーリーの中にありました。そして思い出したのはやはり母のことでした。
母への憎しみや辛い思い出ばかりが浮かんできていたここ数年ですが、母もリンコさんと同じように背中をさすってくれたことがありました。
いい思い出もあったんですよね。思い出せないだけで。
現実の世界で、リンコさんの愛情や優しさ強さ辛さを知ることができていたら私も人を愛せたかもしれないです。
ただ、なんとなくで本当に実行するかどうかも分からないですし、そういう機会がもしかしたらないかもしれませんが、母と私はひとり親とひとり娘なので、どちらかが先に死んだ後、棺のそばにいることがあるかもしれません。
その時、母は花が好きな人だったのでリバティでブラウスかワンピースを縫ったものを棺に入れてもらおうと思いました。
憎しみも恨みも愛情も全ての気持ちを込めて作った服と共に最後は送れたらと思いました。
私の自己満足でしかありません。
彼らが本気で編むときは
とてもいい映画だと思いました。
機会があれば見てください。